Sunday, February 1, 2015

ハイブリッド・チャイルドOVA 黒月編(3)


 
 
 

"聞いた お前が全責任を負うって"

"うん あとはよろしくな"

"よろしくって…"

"うまくいったら また三人で花見したかったんだけどな
なかなか世の中はうまくいかないな
瀬谷のことは本当に心配だから 俺の分までそばにいてやってくれ 
頼むよ
お前はまあ 何があろうとしぶとくしつこく生きそうだから
全然心配なんかしてないんだけどな"

…"死ぬ奴より大変なのは生き残ったやつなんだよ!"…
"テメ分かってないのだろう
死ぬ本人はな死んでしまえばおしまいなんだよ 土に戻って終了 それだけだ
困るのは残った人間でな
テメの後始末片付けないといけないし 
物理的なことが終わっても 思い出とか残るんだよ
そういうのははっきりすげえ迷惑なんだよ ヘラヘラしながら言ってんじゃないよ
どうせ死ぬのなら 俺の思い出ごと持っててから死ね"

"違う 違う
こんなことを言いたいじゃない
お前に会ったら言いたかったのは ただ一言
俺がお前に言いたかったこと…"

"だからもっと迷惑かけてやる 
昔からお前は 俺のこといつもいつもバカにして 瀬谷の言うことはちゃんと聞くくせに
俺のこと全然で お前なんか
お前なんか"

"大嫌いとか言いたいだろう"

"先に言うな!
お前はいつもそうだ そうやって…"

"俺だってテメなんか嫌いだ"

"うるさい!俺は大嫌いだ お前なんか"

…………

"月島 もういい 俺もお前もしゃべるな"


"朝が来れば これまでの日常は消えてしまう
だから この当たり前だった日常を自分に焼き付けて
消えないやけどに刻みつけ
朝が来ても 俺はただいつもどおりに呼吸を続けるだけで
泣きなどしない なぜ 泣く必要がある"


安瀨圣的BGM為這一部分加了許多分,小野友樹和松岡禎丞的演繹力功勞也不小。
一觸即發的感情,歇斯底裡的聲音,松岡禎丞的演繹實在是扣人心扉。
小野友樹演繹內心的話的那一段,也是多麼地讓人心痛。

黑田和月島,亂世裡註定陰陽相隔。

一起度過的那唯一的一夜,蠟燭吹熄的那一刻,早晨來臨的那一刻,月島披上衣裳離開的那一刻,門扉悄悄關上的那一刻,睜開眼睛是淚水,閉上眼睛也是淚水。
為什麼,眼淚要留下來呢。

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